ECR33 タイミングベルト交換
2023/09/23
前回はパワステホースの交換のご紹介を致しました。
今回は タイミングベルト交換です。
スカイライン ECR33の搭載エンジンはRB25DET。
RBエンジンは基本的にはタイミングベルトを採用してる時代のエンジン。
今どきのエンジンはチェーンになっていますので何かない限り交換することが無いようになっています。(チェーンでも金属疲労などで伸びたり、破損することもありますよ 絶対ではないです)
ベルトの場合は10万キロほどで交換時期となっております。
こちらのエンジンは前オーナー様が5万キロほどで交換されていて現在17万キロほど。いい時期ですね。
2回目のタイミングベルト交換をします。
部品点数はかなり多いですね。
画像は組付けからご紹介致します。
パワステポンプ交換の時にほとんどばらしてしまったので。
まずはクランクオイルシール、カムオイルシールです。
タイミングベルトを交換するときには、なるべく交換しておきたい部品です。
ココが漏れるとまた同じような作業しなくてはなりません。
赤矢印がオイルシールを交換した部分。
しっかりとはめ込まないと漏れてきますからね。
慎重に丁寧に。
緑矢印はウォーターポンプ。
クーラントをエンジンの中へ押し込み循環させるポンプです。
エンジンを冷やすための重要部品です。
この部品もタイミングベルト交換の時にしっかりと交換しておきたいものですね。
クランクにタイミングベルトプーリー、カムにカムプーリーを取付て、タイミングベルトを取付けます。
タイミングベルトは文字通りクランクとカムのタイミングを合わせているベルトですので、歯数を合わせてしっかりはめ込みます。
はめ込みもう一度歯数を確認したらこのベルトにタイミングテンショナーでしっかり力を掛けて外れないようにします。
今回はカムカバーも取り外しております。
カムカバーパッキンから漏れが発生していたこともありますが、
そもそもカムプーリーを外す時にカムを工具で保持しなければ取外しできないのでついでにカムカバーパッキンも交換といった方がつじつまが合うかな?
矢印部分を清掃してしっかりと脱脂してカムカバーを取付します。
後は全てを元通りにして、クーラントを注入してエア抜き。
パワステのフルードもしっかりエア抜き。
エンジンを始動してチェックして
問題なければOK!
S様お待たせいたしました。
これでまた元気に走れますよ!!
たくさんお楽しみくださいね。
またのご依頼をお待ちしております。
ありがとうございました。
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