JZA80 スープラ　MT換装

前回はATを車体から外すところまでをご紹介致しました。

今回はその続きですね。

画像はマニュアルミッション。

R154型の物です。

JZX90~110まで1JZ用のマニュアルミッションとして使用されてきたものです。

2JZと1JZは排気量が違うもののマニュアルミッションが取付けられる部分は基本的に一緒です。

当時の80スープラ、ターボ車にはゲトラグ製の6速マニュアルミッションを搭載しておりました。

NAの車両にはW58という5速ミッションを搭載しておりました。

選択肢としてはこの3つがあるのですが、W58は強度的に不安ですし、古いものになりますので除外。

ゲトラグは中古でもそこそこのお値段がしますし新品なんて・・・。

ということでR154を今回は使用します。

新品でも30万円しないですからね。

もちろん新品を使用しますよ。

一度エンジンに仮組してボディに干渉しないかどうかを試します。

干渉部分にマーキングして切除します。

こんな感じですね。

今回使用する純正部品です。

クラッチペダルなどはまだ部品として販売されております。

ありがたい。

クラッチはOS技研のスーパーシングル。

OS技研のクラッチはプッシュ式。

R154ミッションはプル式の対応のクラッチです。

OS技研クラッチキットにはプルからプッシュ式に変換するキットが付属してきます。

画像左側の物。

こちらの部品を取付けて作動変換いたします。

 

フライホイールを取付ける前にクランクのリアオイルシールの交換とパイロットベアリングを取付けておきます。

クラッチを取付しました。

フライホイールもかなり軽量の物ですね。

レスポンス良くなりそうです。

こちらはミッションのベルハウジングの中。

ミッション側に取り付けられていたプル用のレリーズフォークなどを取り外します。

こんな感じでプル式への変換をします。

そしてミッションをエンジンに取り付けます。

すんなりと取付できました。

こちらはスピードセンサー。

こちらもJZX110よ使用して何ともなく動作できます。

続きはまた次回。

 

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