180SX エンジン　オーバーホール その5

前回はエンジンを組上げるところまでをご紹介しました。

今回はその続きです。

こちらの画像はインジェクター。

インジェクターの先のプラスティックのカバー割れて外れかけております。

この部分が無くなると先の部分などの部品の脱落が発生します。

オーナー様にご相談のところ、長い目を見てインジェクター交換をご決断されました。

ほんとに180SXにぞっこんのオーナー様で良かったです。

インテーク廻りを取付、インジェクター、オルタネーターなど補器類を取付けます。

反対側にはエキゾースト廻りですね。

タービン廻りもばらしてガスケット交換などして取付けております。

パイプ類は汚れを落として、遮熱板なども塗装し直しました。

見違えるほどきれいになりましたね。

画像では分かりにくいのですが、矢印部分にそこそこの錆、腐食が見つかりました。

おそらく過去にブレーキフルードが漏れて、垂れてこの部分を腐食させたのだと思います。

シーリングの中にも入り込んでいたので一度剥がして再塗布、再塗装ですね。

画像のようにきれいに仕上がりました。

インパネを交換するほどのことはなく、

錆を落としてシーリング、再塗装で完了です。

これ以上放っておいて穴などがあくまで放置すると大変なことになりますね。

さぁ、いよいよエンジンを搭載です。

ぶつけないように慎重に丁寧に。

 

無事に搭載できました。

最後にクランクのリアオイルシール、パイロットスリーブを取付けます。

フライホイール、クラッチ、ミッションを組付けます。

ミッションを搭載できると、エンジンの位置がしっかり固定されます。

位置が決まりましたらエアコンコンプレッサー、パワステポンプなどを取付けて

ホース類の取り回しを確認いたします。

一気に完成画像に。

後は補器類を元通りに組付けていくだけですね。

エンジンルームも洗浄しましたのでリフレッシュ感、満載です。

K宮様、大変お待たせいたしました。

慣らし運転が必要なのでまだ全開とはいきませんが

もう少しお付き合いください。

今回はありがおとうございました。

慣らし後のオイル交換でお待ちしております。

 

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