180SX エンジン オーバーホール その3
2023/08/02
エンジンブロックが加工屋さんから戻ってきました。
OSピストンを使用するためにボーリングしてボアアップ加工。
上面を面研してきれいになって戻ってきました!
ブロックにパーツを組付けていく作業に入ります。
こちらはピストンリングの合口隙間計測。
こちらはちょっと進んでコンロッドとクランクを取付けるためのメタルのサイズの計測作業。
プラスチゲージというものを使用して一度組付け、クリアランスの測定をします。
画像では見えにくいですが、このプラスチゲージ(糸くらい細いもの)がどのくらい潰されたのか、その潰れた幅を計測することでどのくらいのクリアランスがあるかを知ることができます。
最適なメタルを選定してコンロッドをピストンに組付けます。
先日もご紹介しましたが、オイルパンが凹んでいました。
その影響でオイルストレーナーがの吸い口が歪んでいます。
初期のころのSRですと、こんなに吸い口が広くないため、オイルパンを凹ますとオイルを吸える十分な流路を確保できなくなり、最悪エンジンブローになります。
吸い口が広くなっても(対策品になっても)思いっきりへこますと流路が確保出来ないので、オイルパンの
凹ましには十分気を付けてくださいね!
左が凹んだオイルパン。右が新品。
凹みは少くないのですが、これだけでもオイルストレーナーが曲がるくらい影響がありますよ。
こちらはエンジンのフロントカバーの画像。
このフロントカバーにはオイルポンプが内蔵されています。
こちらは新品を一度ばらして、点検してから再度組付けています。
オイルパン、フロントカバーもしっかり付きました。
次回はヘッドを組付けます。
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