180SX エンジン　オーバーホール その2

前回は　エンジンを車体から下ろすところまでをご紹介致しました。

今回はその続きです。

エンジンスタンドにエンジンを載せ、更に分解作業に入ります。

サージタンク、インテークマニーホールド、エキゾーストマニーホールド、タービンなどなど

補器類は全て外します。

こちらはカムカバーを外した画像です。

多少スラッジは溜まっていますが、

この走行距離ですときれいな方ですね。

 

エンジンをヘッドとブロックに分離。

緑矢印がヘッド。赤矢印がブロックですね。

ヘッドは更にバルブなどを外して分解します。

こちらはヘッドの裏側。ブロックとの合わせ面ですね。

特に溶解もしていません。

煤は溜まっていますがこんなものでしょう。

ヘッドガスケットの残りカスを取り除いてきれいにします。

こちらはブロック。

こちらも特に溶解は見られないので、

さらに分解してボアの計測をします。

画像を撮り忘れてのですが

 

このきちんと計測をして4番の数値が基準をオーバーしていたのでボーリングとなりました。

全体的にやはシリンダーの真ん中あたりが膨らんではいるのですが

4番だけは基準値外ですね。

加工屋さんに頑張って頂きましょう！

続きはまた次回。

 

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