ER34 スカイライン タービン交換 その6
2025/03/11
前回はエンジンを車体に搭載するまでをご紹介いたしました。
今回はその続きです。
エンジンを載せただけでは前後に動いて安定しません。
ミッションを取付けて後ろから支えないと安定しないんですよ。
エンジンの位置がしっかり整ってから補器類を取付けます。
そしてミッションを取付ける前にクラッチを取付けなければなりません。
さらにその前にこちらのクランクリアオイルシールを交換しておきます。
部品は高いものでもないので交換しておきます。
もし、ここがだめでオイルが漏れてきたらミッション下ろしてクラッチ下ろして・・・なんていう作業をしなくてはなりません。
今回使用するクラッチはORC ツインメタルダンパー付き 559D プル式です。
フライホイールを取付けます。
フライホイールボルトは新品。
しっかり均等に締めトルク管理して取付けます。
このバーはクラッチディスクのセンター出すための道具。
このようにフライホイールに先端を刺してディスクをセットします。
この時に落ちないのも利点ですね。
さらにプレッシャープレートを取付けます。
ツインなのでさらにもう一枚ディスクをセットします。
二枚目のプレッシャープレートをセットして
最後にカバーを取付けます。
ビックマック方式ですね。
この時にディスクのセンターを出しながらカバーを均等にちょっとずつボルトを締め込みます。少しボルトを締める力が出る手前くらいにすると、まだちょっとだけディスクが動くのでしっかりセンターにとどまるように位置を決めてさらにカバーボルトを少し締め付けます。
あとは時々、バーを前後にスライドさせてセンターが出ているのを確かめながらカバーボルトを均等に締め込みます。
最後はトルク管理をして増し締め。
これでクラッチの取付はOK。
こちらはミッション。
今回は30Aミッションを新品で取付します。
今まではNA用の71Cミッションで載せ替えをされていました。
RBエンジンがきちんとパワー、トルクが出ると71Cではひとたまりもありません。
スピードセンサー。
こちらも新品ですね。
ミッションが無事に取付されて、これでエンジンの位置もしっかり出ました。
この続きはまた次回。
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