S15 タービン交換 LINK制御 その4
2025/01/22
燃料ポンプ交換、カム交換などをご紹介いたしました。
今回はその続きです。
いよいよタービンの登場ですね。
今回、使用するタービンは HKS GT3-RSです。
SRエンジンに組み合わせるアクチュエーター式のタービンとしてはもっとも多いかもしれませんね。
こちらは外したEXマニ、タービン、アウトレットパイプ。
EXマニ、アウトレットは再利用しますので、純正タービンから外しておきます。
タービンラインも再利用なので外しておきます。
そしてHKS GT3-RSに組付けていきます。
組みあがりましたらエンジンに戻します。
タービン交換がメインでしたが、作業の紹介はあっさりと終了。
配管を戻す前に一作業。
ICアルミ配管の余分なパイプを切除して埋めます。
使用しない配管にゴムキャップをエア漏れを防ぐのですが、
変なゴムキャップを取付けたりして穴があくとか、キャップが外れるなどしてエア漏れを起こすと厄介ですからね。
ブーストもあげますから事前に払拭しておきましょう。
こんな感じで切除してフタを作って溶接します。
こちらのアルミ配管は干渉して削れていますね。
ボディのこの穴の廻りに干渉していたみたいですね。
もうちょっと大きく切除して干渉を防ぎます。
画像はLINK ECU プラグインです。
ニッサン車の多くはこのように基盤だけむき出しで送られてきます。
こちらは純正のECU。
蓋を取ると基盤が現れます。
これをばらして箱だけにします。
この箱を利用してLINKの基盤を取付けます。
基盤には触れずに丁寧に、静電気除去も忘れずに。
S15のLINKの場合この基盤にブーストセンサーが内蔵されています。
エンジンルームから配管を這わして室内まで持ってくるのですが、あとで接続しやすいように配管だけしておきます。
こちらはパソコンに接続するための配線。
こちらも箱の中に通しておきます。
蓋を閉めれば完成。
純正と間違われないようにLINKのロゴステッカーを貼っておきます。
ただし車両に取り付けると純正のECUと何ら区別がつきませんね。
これで取付作業は終了。
パソコンを接続して、IGN、INJ、ソレノイド、その他センサーなどの接続確認、動作確認をしてエンジン始動です。
問題なくエンジンかかりました!!
セッティングの前に多少走れるように各部を点検しながら数値をセットしてします。
あとは現車セッティングですね。
I様、お待たせいたしました。
ちょっとエンジンが心配ですがまた何かあればご連絡ください。
たくさん楽しんでくださいね。
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