C34 ローレル ATからMTへ
2025/01/06
本日のご紹介は C34ローレル ATからMT換装 その1 です。
B様のC34ローレル、今回はATからMT換装のご依頼を頂きました。
誠にありがとうございます。
こちらは室内の画像。
もちろん、ATレバーが何の違和感もなく鎮座しております。
下廻りの画像。
AT(オートマチックトランスミッション)ですね。
ATフルードを抜き、ATフルードの配管を外し、ATレバーの切り離しを行ってATを下ろす準備を行います。
ATが下りてきました。
画像の矢印はトルクコンバーター。
MTで言うところのクラッチですね。
この中でATフルードに圧力をかけて動力伝達の制御を行っております。
重量がかなりあります。
MTのクラッチの比ではないくらいの重量です。
さらに赤矢印がドライブプレート。
緑矢印がスターターモーター。
スターターモーターのギアがドライブプレートのギアを回すことでエンジンを回します。
そこに適切な燃料と点火を行えばエンジンを始動できるということですね。
このドライブプレートはMTでは使用しないので取り外します。
ドライブプレートを取り外しました。
クランクの中心にあるAT用のスリーブを取り外します。
古いクランクリアオイルシールも取り外します。
新たにMT用のスリーブを打ち込み、オイルシールを打ち込みます。
これでクラッチを取付ける準備が整いました。
画像はペダルの画像。
暗くて申し訳けございません。
赤がパーキングフットブレーキ、緑がAT用のブレーキペダル、青がフットレストですね。
パーキングフットブレーキもちろん使用しないので取り外します。
AT用のフットレストは大型で、クラッチペダルを踏むためのスペースを確保しなければならないので撤去ですね。
ブレーキペダルは加工します。
クラッチのマスターシリンダーを取付けるための加工をします。
画像のように取付用の穴をあけます。
こちらはER34用のクラッチペダル。
新品で販売されるペダルはこれのみになりましたね。
こちらはブレーキペダル。
MT用ブレーキペダルのパットをあてて罫書ます。
切除して形を整えてパットを被せればMT用に大変身。
こんな感じで3ペダルになりましたね。
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