ソアラ JZZ30 クラッチ交換 02
2024/12/02
本日のご紹介は ソアラ クラッチ交換 02です。
前回はミッションを下ろしてクラッチをバラスところまでをご紹介致しました。
画像はORC 559D メタルツインダンパー付き プル式のクラッチですね。
純正のクラッチの重さは(フライホイール、ディスク、カバー)18.65キロ。
ORCのツインは12.65キロ。
6.0キロほど軽くなります。
こちらはカスが沢山溜まっていたベルハウジングの中。
清掃を終えてグリスアップしながらクラッチカバー、プレッシャープレート、ディスクをセットします。
トヨタのR154ミッションは組付け方が独特です。
通常、クラッチはエンジン側に組付けてから
そこにミッションを差し込んで取付けるという感じですね。
R154の場合は画像矢印の部分に作業するための窓が開いております。
ミッションを組付けてから、クラッチカバーを締め込むという工程になります。
この取付方のメリットは
エンジン、ミッションをそれほど傾けなくても取付が容易なのとインプットシャフトを容易に挿入できることです。
特にツインプレートなどのクラッチは取付要素が多くでっぱります。
ココってそんなにスペースがないのでエンジンをできるだけ後ろに傾けて、ミッションもジャッキから落ちそうなくらい傾けて挿入、取付を行わなくてはなりません。
しかもインプットシャフトを差し込むのに苦労しますからね。
デメリットはクラッチカバーボルトを締め込む際にクランクシャフトを回しながら一本ずつ的確に作業しなければならないことですね。(画像矢印部、クランクシャフトを回すためにラチェットがセットされてますね)
慣れてしまえばなんて言うことはないのですが・・・。
バラス前にマーキングした位置を合わせてクラッチかバーをボルト仮締めします。
あとは先ほど言った通り地味に1本ずつ均等に締め込みます。
ミッションの取付が終了したらミッションのリアオイルシールも交換しておきます。
と思ったら、画像の矢印部分、ゴムパッキンが飛び出てきていますね。
これでは後ろのシール交換しただけではミッションオイルが漏れてきてしまいます。
部品を発注して交換です。
これで漏れることもないでしょう。
ツインプレートのしっかりダイレクトにつながる感覚をお楽しみください。
またのご依頼をお待ちしております。
ありがとうございました。
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