ER34 スカイライン LSD取付
2023/10/13
O様のER34スカイライン、今回はたくさんのご依頼を頂きました。
今回はLSD取付のご紹介。
こちらは下廻りの画像。
特に問題ないか一通りみて作業を進めています。
ささいなことなのですがマフラーがデフキャリアに当たっていますね。
結構な振動とカンっカンっという異音がしていたと思います。
元に戻す時に対策しておきましょう。
マフラーを外し、スタビを外し、プロペラシャフトを外し、ドライブシャフトを外し、配線など外したら、ジャッキを掛けデフキャリを車体から下ろします。
さらにデフキャリの中身を分解します。
画像矢印部分がデデファレンシャルギアですね。
もともとAT車両ですので純正のビスカスLSDですね。
こちらがNISMOのGT LSD です。
矢印がLSDの本体です。
この中にクラッチプレートみたいなものが何枚も入っています。
そのプレート圧着させたり、離したりして、動力の伝達の制御を行います。
今回は2WAYのデフになりますのでアクセルONの時とOFFの時で圧着します。
ほぼ効いているよな感じですね。
話は戻り取付作業です。このLSD本体にサイドベアリング圧入します。
まっすぐに負担の無いように組込みます。
反対側も同様に。
次にリングギアを取付けます。
赤い矢印がそうですね。
青矢印のボルト10本でトルク管理しながら均一に締め込みます。
デフキャリアの中に納めます。
一度、しっかり組みこんでバックラッシュを測定。
基準値以内であればこのまま次の作業に移行しますが、そうでないときは一度ばらしてシムの厚さを変更して再度組込み基準値以内になるまでその作業を繰り返します。
バクラッシュの測定が終わったらこちらのサイドフランジのオイルシールを交換しておきます。ばらしたらこのオイルシールは常に交換ですね。
サイドフランジを挿入して、
あとはオイルを入れてフタをするだけ。
デフキャリアを元に戻します。
マフラーが当たる対策はこちらのマフラーハンガーを使用します。
何個か穴があいているので高さを調整して当たらない程度にしました。
これで言うと真ん中がちょうどよかったです。
離しすぎると地面と近くなってしまいますからね。
これでLSDの組込作業は終了。
次回はブレーキパット、ローター交換です。
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