JZX110 クラッチ交換 その2
2023/10/09
前回はミッションを下ろしてクラッチをバラスところまでをご紹介致しました。
今回はその続きです。
フライホイールを外してクランクリアオイルシールを点検。
矢印部分がちょっと怪しいですかね。
上から垂れてきているオイルとも混ざっているので判断は難しいですが・・
どちらにしてもここまで来たら交換ですね。1500円くらいの部品ですしね。
これけちって交換しないで、後に漏れだしたらまたミッションを下ろしからの作業ですからね。
間髪入れずに交換ですね。
こちらはパイロットベアリングをクランクから外している作業。
パイロットベアリングプーラーといる特殊な工具を用いて外します。
クランクリアオイルシール、パイロットベアリングとも外したら新品に交換です。
しっかり打ち換えておきましたよ。
この画像を忘れていました。
今回交換する部品たちですね。
クラッチ、ディスクは純正品を使用。
その他消耗品、リングたちはそんなに値段しないので新品に交換ですね。
こちらはミッションのベルハウジングの中。
この中も下の方にオイルが溜まっていますね。
クラッチには油脂類は厳禁ですのできれいに清掃しておきましょう。
一通りきれいにしました。
清掃が終わりましたら、摺動部分にグリスを塗布、パーツを組付け、
きちんと各部が動作するように確かめます。
R154ミッションのはプル式のクラッチを採用しております。
その場合ミッション側にカバーとクラッチをセットします。
そしてエンジンにミッションを取付けます。
この方式の取付の場合、クラッチを組付ける時のセンター出しと
ミッションを投入する際にインプットシャフト入りずらさ、があるのですが
気にしないでサクッとミッションを取付けることができます。
その代わりカバーを取付ける時に
エンジンを回しながら取付しなくてはならないのでそこがデメリットですかね。
何はともあれ無事にミッションの取付は完了。
クラッチの繋がり、ミッションの入りも特に問題ないでしょう。
こちらの画像は水漏れ部分。
ホースを外しすと漏れている部分が固まって固形化しています。
漏れの原因となるのできれいに取り除きます。
アッパーホースとロアホース。どちらとも交換ですね。
同じだけ使用されていますから、どっちがが漏れると片方もいずれ漏れるのですよ。
ロアホースを取付しました。
ホースを外すと当然クーラントが抜け出てしまいます。
当店では真空引きでクーラントを補充します。エアの混入が極力抑えられます。
漏れがあるかもこの時にわかりますので重宝します。
試運転も問題なしですね。
お待たせいたしました。
またこれで楽しくドライビングできますよ!
またのご依頼をお待ちしております。
ありがとうございました。
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